まずは、この画像を見てください。
上記は、過去に入試問題として実際に出されたものです。
底辺高校の入試問題が、いかに低レベルなのかを物語っています。
こうした学校では、ほとんどの生徒が合格することは当然のことですが、実際にはごく少数の生徒が不合格になることもあります。
また、2次募集の倍率が低い高校でも合格できない生徒が存在することがあります。
これに対して、多くの人はどうしてこれが起こるのか疑問に思うでしょう。
受験生が不良な生徒であるとか、学業が全くできないというわけではないようです。
むしろ、彼らは一見すると賢そうで、学力面では普通に見えることが多いようです。
今回は、底辺高校のヤバすぎる入試問題ですら合格できない理由について深掘りをしていきます。
どんな生徒が底辺高校でも合格ができないのか
まずは、底辺高校を受験する生徒のタイプについて紹介します。
おおまかに分類をすると以下の6つに分かれることが分かります。
底辺高校を受験する生徒のタイプ
- 勉強の仕方や試験対策が分からず、テストの得点が低い子(最も多い)。
- ADHDなどの学習障害を持つ子。
- 非行歴があるため勉強をしない子。家庭問題も影響していることが多い。
- いじめや精神疾患からくる登校拒否や引きこもりの子。出席日数と学業評価がほとんどない。
- 長期間の病気などで学校に行けなかった子。出席日数不足と学習の遅延が影響している。
- 日本語理解力が不足し、成績が振るわない外国系の子。
底辺高校の受験は、昔の受験とはまったく違うものです。
今はただ単に試験で学力を評価するだけではなく、学びの機会を提供し、勉強のチャンスを広げるための受験です。
これは確かなことです。
でも大事なのは、この学校でどれだけ成長できるかということ。
高校進学の観点とは違うけど、人間としてどれだけ成長できるかが大切なんです。
それが今の底辺高校の存在意義であり、役割となっています。
底辺高校の受験に失敗するのはどんな生徒?
- 出席日数が足りない
- 問題行動を起こしている
- 通知表に「1」がある
①出席日数が足りない
これはかなり重要なポイントで、学力よりも重視されることがあります。
学校説明会でさえ、「必ず学校に来てください!出席日数が足りないと、私たちもどうすることもできませんので」と言われたこともあります。
②問題行動を起こしている
試験の日に学校の周りで問題を起こしたり、精神的に不安定で危険な言動をする生徒。
こうした生徒も落ちることがあります。
実際、こうした生徒は出席日数も少ないことが多いのも事実です。
③通知表に「1」がある
これは出席日数不足が主な原因の場合が多いです。
成績が悪くても、ちゃんと毎日学校に通っていれば、2がもらえることがほとんどです。
成績が悪いだけでは1はつかないことを覚えておいてください。
どんなに勉強ができなくても、元気に学校に通っていれば2がもらえます。
底辺高校への入学試験の実情
底辺高校への入学試験において、受験生の態度は非常に重要です。
面接での振る舞いや態度が、合否に大きな影響を与えることがあります。
また、学校への通学を毎日約束し、クラブ活動や委員会、校内外のさまざまな活動に積極的に参加し、その成績に応じて加点を獲得することが、合格の鍵となることが多いです。
言い換えれば、底辺高校の受験は、ウェルカム受験とも言えるでしょう。
しかし、合格したから安心してはいけません。底辺高校においては、成績によっては留年や退学のリスクも存在します。
卒業が保証されているわけではないのです。
実際、毎年、底辺高校からの退学者が多く、一部の生徒は通信制高校に転校することもあります。
このような現実があるため、底辺高校での受験に成功しても、その後の努力が必要です。
底辺高校に入学をしたら気を付けること
底辺高校に入学する場合に気を付けるべきポイントを紹介します。
高校生活が成功するために、ぜひ参考にしてみてください。
- 友達とのつながりを大切にしよう
- 友達との良好な関係は、学業だけでなく、精神的な支えにもなります。友達とのコミュニケーションを大切にしましょう。
- 底辺高校でも目標を持とう
- 高校の偏差値に振り回されず、自分自身に目標を設定しましょう。どんな学校でも、自分の成長は自分次第です。
- 多彩な活動に参加してスキルを磨こう
- 部活動やクラブ活動は、新しいスキルを身につけるチャンスです。自分の興味や才能に合った活動に積極的に参加し、多彩な経験を積みましょう。
- 進路選択をじっくり考えよう
- 高校生活は進路への準備期間でもあります。将来の夢や目標を見つけ、それに向かって着実に進んでいく計画を立てましょう。
- ポジティブな姿勢を持とう
- 底辺高校であっても、ポジティブな姿勢は成功への近道です。挫折があっても諦めず、前向きに取り組みましょう。
底辺高校だからと言って安心はできない
この記事では、
- 底辺高校へのヤバすぎる入試問題について
- どんな生徒が底辺高校を受験するのか
- どんな生徒が底辺高校への受験に失敗するのか
について紹介をしてきました。
底辺高校への入試をおおまかにまとめると、以下の通りです。
- 難しい問題は少ない 底辺高校の入試問題は、基本的に難しい問題は少ない傾向があります。高度な知識やスキルは求められず、中学の基本的な内容を押さえていれば十分対策できます。
- 出題範囲は限られている 底辺高校の入試は、中学の内容を中心に出題されます。高校の難易度に比べると、出題範囲は狭く、深く考える必要はあまりありません。
- 時間的余裕がある 入試の試験時間は通常長めで、焦ることなく問題に取り組むことができます。時間配分に余裕を持って解答することが可能です。
- 模試で実力を測ろう 底辺高校受験者にとっては、模試を受けて実力を測ることが重要です。模試の結果を見て、自分の弱点を克服しましょう。
入試問題は、確かに難しいものではないことが多いですが、底辺高校だからと言って安心するのは禁物です。
底辺高校入学後、ぬるま湯にどっぷりつかったままだと、間違いなくお先真っ暗となってしまいます。
理想の未来に向かうためにも、底辺高校入学後も自身のレベルアップを忘れないようにしてください。